既存の棟板金・貫板を撤去した後は、新しい防水シート(ルーフィング)を施工します。
防水シートは、屋根材の下に入り込んだ雨水を建物内部へ侵入させないための重要な防水層です。
施工は軒先から棟に向かって順番に敷き重ね、雨水が屋根の流れに沿って排出されるようにします。
特に谷部や棟、壁との取り合い部分など、雨水が集まりやすい箇所は、重ね幅や納まりを確認しながら丁寧に施工します。
営業時間
9:30~18:00大田区南馬込|スレート屋根のカバー工法による補修
既存屋根を撤去せず「ディプロマットスター」を使用した屋根カバー工法を施工しました
屋根カバー工法のための足場組み
まずは、屋根のカバー工法を安全に行うため、建物を囲うように足場を組みます。特に今回のような急勾配の屋根では、安定した作業環境を確保することが非常に重要です。
足場の周囲にはメッシュシートを設置し、工具や材料の落下防止にも配慮します。
また、足場架設時に道路へトラックを停車する場合は、必要に応じて道路使用・占用に関する申請を行います。工事前には近隣の皆様へご挨拶を行い、騒音や振動などへの配慮も徹底しています。
既存の棟板金・貫板を撤去
足場の設置が完了したら、既存の棟板金と、その下にある貫板を取り外します。
棟板金は屋根の頂部を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な部材です。その下にある貫板は棟板金を固定する下地材ですが、長年雨水や湿気の影響を受けることで腐食している場合があります。
(左写真からも既存の貫板に痩せや黒ずみが見られ、劣化が進んでいる状態であることが分かります)
カバー工法では、こうした見えない部分も施工時にしっかり確認することが大切になります。
新しい防水シート(ルーフィング)を施工
既存の棟板金・貫板を撤去した後は、新しい防水シート(ルーフィング)を施工します。
防水シートは、屋根材の下に入り込んだ雨水を建物内部へ侵入させないための重要な防水層です。
施工は軒先から棟に向かって順番に敷き重ね、雨水が屋根の流れに沿って排出されるようにします。
特に谷部や棟、壁との取り合い部分など、雨水が集まりやすい箇所は、重ね幅や納まりを確認しながら丁寧に施工します。
ディプロマットスターを葺いてカバー
防水シートの施工後、今回は新しい屋根材として「ディプロマットスター」を既存屋根の上から施工しました。
ディプロマットスターは、天然石粒を表面に施した軽量な金属屋根材で、カバー工法にも適した屋根材です。
既存の屋根材を撤去せず、その上から施工するため、廃材の削減にもつながります。また、天然石粒の効果によって雨音を抑えやすく、外観を美しく仕上げられる点も特徴です。
メーカー指定の施工手順に沿って、下から上へ一枚ずつ丁寧に葺いていきます。
屋根材の重なりや納まりを確認
ディプロマットスターを屋根全体に施工する際は、屋根材同士の重なりや位置を一つひとつ確認しながら作業を進めます。
カバー工法では、単に新しい屋根材を載せるだけではなく、雨水が適切に排出されるように各部の納まりを整えることが重要です。
屋根の形状に合わせて必要な加工を行い、細かな部分まで確認しながら施工することで、防水性と仕上がりの品質を高めていきます。
屋根材の施工が完了したら、棟部分に新しい樹脂製の貫板を設置します。
樹脂製貫板は木製貫板と比較して水を吸収しにくく、腐食や劣化が起こりにくいことが特徴です。
貫板の設置後は、専用の棟板金や換気棟などの役物を取り付けます。屋根材との重なりや接合部分を確認しながら、各部材を適切に納めていきます。
足場解体前の完工検査
すべての屋根工事が完了したら、すぐに足場を解体するのではなく、まず職人と現場監督による完工前検査を行います。
屋根は地上からでは確認しにくい部分も多いため、足場を利用し屋根全体をさまざまな方向から確認します。
屋根材の施工状態や棟板金、役物、細かな納まりまでチェックし、必要に応じて手直しを行います。検査時には施工箇所を写真や動画で記録し、お客様にも施工後の状態をご確認いただきます。
完工前検査で問題がないことを確認した後、足場を解体します。足場解体後は周辺を清掃し、工事完了となります。
完工後には請求書とともに保証書をお渡しし、工事期間中の施工写真や動画も含めて、工事の進捗や施工内容をご確認いただけるようにしています。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
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